about exam
入試の過去問を読めばわかると思いますが、日本語教育コースの先生の方々の分野は大きく分けれると5つがあります。
それは、異文化心理、認知言語学、第二言語教育、 バイリンガル教育、談話分析です。
【入試過去問】
http://www.ao.ocha.ac.jp/past_test/index.html
そして、近年は社会言語学の知識も入試範囲に入ってきています。試験に合格するためには、最低は上記の3つの分野を選びます。しっかり勉強しようと考える方には、4つ以上の分野を準備することをお勧めします。
私はその中で、異文化心理、認知言語学、第二言語習得とバイリンガル教育を中心にして準備しました。
私が選んだ参考図書
第二言語教育
大関浩美『日本語を教えるための第二言語習得入門』くろしお
佐々木泰子『ベーシック日本語教育』ひつじ書房
小柳かおる『日本語教師のための新しい言語習得概論』スリーえーネットワーク
異文化心理
加賀美常美時代『多文化共生論ー多様性理解のためのヒントとレッスン』明石書店
加賀美常美時代『多文化共生の葛藤解決と教育価値観』ナカニシヤ出版
認知言語学
荒川洋平·森山新『日本語教師のための応用認知言語学』平人社
バイリンガル教育
コリン·ベーカー(著)岡秀雄(訳)『バイリンガル教育と第二言語習得』大修館書店
上記の本はすべて基礎の知識ですので、2〜3回を読むことをお勧めします。またその分野の先生達の論文を読むことで、さらに理解を確かなものにすることができます。
筆記試験の準備には、事前に書く練習をして慣れておくことはとても重要です。特に普段パソコンに慣れている方は、なるべく早めに書く練習に取り組み始めることをお勧めします。
私は入試前の2ヶ月前くらいから、毎日少しずつ過去問の練習を進めました。